2021-05-21 第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
○阿部委員 旧民主党におられた細川律夫元大臣も大変この件には熱心で、あのパロマのガスで亡くなっていった事件、あるいは、時津風部屋ですか、亡くなられたこと、当初は事故と思われたものが、実は解剖等々でいろいろな状況が分かってきたということで、非常に重要な公衆衛生のツールだと思っております。
○阿部委員 旧民主党におられた細川律夫元大臣も大変この件には熱心で、あのパロマのガスで亡くなっていった事件、あるいは、時津風部屋ですか、亡くなられたこと、当初は事故と思われたものが、実は解剖等々でいろいろな状況が分かってきたということで、非常に重要な公衆衛生のツールだと思っております。
やはり解剖するという点については、自分の身内に置き換えて考えると、ただでさえ悲痛な思いであるさなか解剖するという決断をしなければならない、こういったことも大変つらいものではありますけれども、不審なままで亡くなった方々、そういった観点から考えますと、やはり先ほど申し上げたような遺族の方々の気持ちを整理するという点以外にも、過去に起こった例えばパロマガス事件ですとか、こういった事故死ですとか、それ以外に時津風部屋
けれども、平成十七年、これがパロマ事件が起こった最後の年になりますけれども、このときが九・一%、時津風部屋の暴行事件、これが平成十九年でしたけど九・五%、そして平成二十一年、皆さん御記憶にございますでしょうか、保険金殺人ということで、木嶋佳苗事件というのがございました。当初は病死とされていましたけれども、結局は殺人事件に発展していった、この事件が平成二十一年で一〇・一%。
死因究明制度、時津風部屋事件とかを初めさまざまな犯罪見逃し、このような事件があったわけです。 警察の皆さん、本当に日々さまざまなことで頑張っておられることと思っています。
これまでも、平成十九年のいわゆる時津風部屋事件など、犯罪死を病死と誤って判断して犯罪を見逃す事例が頻発して、死因究明制度のあり方が社会問題にもなりました。 犯罪死の見逃し防止のためには、諸外国に比べても脆弱と言われる我が国の死因究明制度の改革に取り組んでいくことが不可欠です。
大分前からこれについては協議をしているということですけれども、この死因究明制度に関して、時津風部屋事件とパロマ事件とが起こって社会問題になって、今、これに力を入れていくところですので、この保管の問題、これは非常に重要でございます。後で検査をしようと思っても、それが保管されていないということであれば、直接証拠がないということになります。
例えば、あのとききっかけになったのは時津風部屋の虐待、リンチですね、それからパロマのガス湯沸器等々。 ここでやっぱり一番ネックになるのが、亡くなった原因を調べるところで費用負担の問題が必ず引っかかってくるんですよ。なので、これも私は扉を開く一つのきっかけになると思っていまして、これを推進しようということになったら、いや、必要だろうと言ってくれただけでも結構なんです。
さて、最初に、死因究明に関してでありますけれども、平成十八年発覚の瞬間湯沸かし器による一酸化炭素中毒や平成十九年発生のいわゆる時津風部屋事件など、それを契機に死因究明に対する国民の関心が高まり、死因または身元を明らかにする体制や法制上の問題点について改善を図るべく、議論、検討が行われてきたというふうに認識をしております。
また、平成十九年には、これは時津風部屋の力士の暴行致死事件がある。あるいは、最近であると連続不審死事件がある。これは解剖していればこういうことが繰り返されなかったという点でやはり死因究明というのは極めて大事であると。
今、高木委員からも御指摘ありましたように、平成十九年に時津風部屋の事件がありました。あれは、解剖をして、犯罪という形になったわけであります。また、パロマ事件でも、もっと早くこの事故の原因、死因が究明されていれば、繰り返されることはなかった。
警察等が取り扱う死体の死因又は身元の調査等に関する法律案ですけれども、この概要のペーパーを見ましても、背景として、「時津風部屋力士傷害致死事件の発生 警察が病死と判断した後、遺族の要望により行政解剖を実施した結果、犯罪行為によるものを見逃していたことが明らかに。」ということが書かれているわけです。
○塩川委員 時津風部屋の事件が推進法案の背景として説明されるのはわかるわけですけれども、なぜこちらの方の、警察の死体の死因・身元の調査に関する法案の背景となっているかというのは、直接の御説明になっていないと今お聞きしました。
時津風部屋の若い力士が親方衆から暴行を受けたにもかかわらず、危うく病死とされそうになったとき、解剖がなされ、事件が発覚したことは記憶に新しいところであります。また、昨年は女性による連続殺人死、鳥取や埼玉でも起こりました。 今、その日本の死因究明制度が長い間危機的状況にあることを国民の多くは知りません。現在、日本では年間に亡くなる方は百十万人を超えています。
平成十年から平成二十年の間の犯罪死の見逃し、これは発覚しただけでも数多くございまして、あの時津風部屋の事件を含めて三十九件だそうでございます。殺人ですとか事故の見逃しというのも頻発しているのではないかというふうにも推測されるところであります。
そして、平成十九年には、大相撲の時津風部屋の力士死亡事件があった。そして、最近ですと、例の埼玉、東京であったり、あるいは鳥取であったように、殺人の疑いがあって、連続不審死事件が発覚しているわけです。これは、早目にやっておけばこんなに被害者は出なかったと思うわけでありますけれども、一酸化炭素中毒死ですとか自殺、事故死に見せかけた、こういうようなことがありました。
今までに三回会議を開催しておりまして、死体取り扱い全般についてさまざまな角度から意見を述べ合うとともに、時津風部屋事件の被害者の御遺族においでいただいて意見を聴取したり、関係省庁からも意見を聞いたりということで進めてきております。
時津風部屋の問題もそうでした。あれは非常にお父さんが物すごいエネルギーを使って、是非解剖してくださいってお願いに行った、警察ではもう一切取り合ってくれなかったから。それで実際に分かってきたということがあるんですよね。そういった事件性のものも、実際は事件が絡んでいた。
時津風部屋事件についても同じようなことでありました。それで死因統計というのはできているし、なお、余りそれを間違えて、場合によっては民事賠償の責任まで負うというようなことになっていて、本当にそれでいいんですかという問題がここに大きくあるんだろうと私は思っています。 まだ、では、具体的にどうすればいいかということを私たちも考えているところであります。
時津風部屋という大相撲の部屋で暴行があって、若い力士が亡くなったという事件がありました。いろいろ新聞報道がありましたけれども、その途中経過の中で、警察が発表した死因、これは虚血性心疾患だと警察は発表した。病院に聞いてみたら、あるいは医師に聞いてみたら、いや、心不全だと僕は言ったんだけれども、こういうような話があって、食い違いがあったという報道がございました。これは何で違ったんですか。
今資料をお配りさせていただいていると思いますが、この問題につきましては、パロマのガス湯沸かし器の事故の話でありますとか、時津風部屋の事件でありますとか、そういったところをきっかけに注目を集めたところであります。 当委員会におかれましても、細川議員を中心に民主党さんが法案を提出しておられる。また、委員会で勉強会を開いておられたり、また、視察をされて提言を法務大臣に出されておられたりする。
資料の八に、時津風部屋事件の経過の表を挙げさせていただきました。これは見ていただければおわかりのように、一度検案をしている、それで、急性心不全ということになったけれども、御遺族が新潟県警に相談をして、解剖して、どうやらこれは打撲によるショック死らしいということになって、事件になったという経過だったわけで、要するに、後から考えれば見落としだった。
これは、私がかねがね申し上げております死因究明の問題でありまして、保険金殺人では私は以前からも死因究明の不備をずっと指摘してまいりましたけれども、この委員会でも、昨年の時津風部屋の傷害致死事件で死因究明問題が大変大きな話題となりまして、この改善を求めるというような動きにもなってきております。刑事調査官の不足とか、あるいは法医学者の不足といった問題も話題になっております。
○渡海国務大臣 まず、やらなければいけないことは、これは先ほどの時津風部屋のときにも同じことでありましたが、再発防止といいましても、やはり実態をしっかりと解明しなければいけない。
一般的に日本国民の間で国技として定着しているということは紛れもない事実でありますけれども、ただ、私の印象、朝青龍が巡業をサボってモンゴルでサッカーをやっていて処分を受けた話ですとか、あるいはさらにもっと深刻な時津風部屋のお話もありましたけれども、この一連の事件やら、あるいはその事件に対する相撲協会そのものの対処の仕方を見ていると、何となく、国民の間で国技として定着しているから、これは我々の聖域なんだというような
事実関係だけ追っていきますと、昨年の六月二十九日に報道により文科省が時津風部屋の事件を把握したというふうに私は承知をいたしております。
ちょっと話題を変えまして、先般の時津風部屋の青年力士のああいう事件があって、それだけではありませんが、犯罪が完全に絡む、あるいは犯罪のにおいがする形でお亡くなりになる方が相当いらっしゃるわけであります。
まことに残念に思ったんですけれども、時津風部屋のあの事件、もうすぐ勾留期限が来ると思いますので、起訴になるだろうと思いますけれども、この事件もきっかけにして、ぜひ死因究明の制度をきちっと確立するように強く要望いたしまして、質問を終わります。 ありがとうございました。
大相撲時津風部屋の序の口力士、斉藤俊さんが急死した事件で、元親方と三人の兄弟子が逮捕、勾留されました。捜査当局によりまして、事件の真相が解明されますことを期待いたしたいと思います。 事件発生から逮捕まで七カ月間要したということは、相撲部屋という特殊な環境のもとでの事件という面もあったと思いますけれども、この事件では検視制度の問題も浮き彫りになりました。
今回の大相撲時津風部屋の問題に関しましても、一応現場の病院でCTスキャン等を通じて判断をしていただいたところでございます。しかし、実際のところ、このような外側から見る、エックス線を使って見るとか、いわゆるまさに外側から見るその他の方法による検視だけでは、犯罪性の有無を完全に見きわめるということが困難な場合があることも承知をいたしております。
昨今、大相撲時津風部屋の大変忌まわしい事件を初めとして、解剖のあり方をめぐるさまざまな疑問の声が上がっておるわけでございます。いわゆる外傷、外に、体の表面に出た傷というもので検視をして病死とされていたケースということでございますね。
まず、スポーツの大相撲関係でございますけれども、渡海大臣は九月の二十八日に、時津風部屋の序ノ口の力士、時太山、本名斉藤俊さんでございますが、愛知県犬山市で急死した事件につきまして、相撲協会の北の湖理事長を呼ばれまして異例の指導を行ったと報道されております。斉藤さんが私の新潟県の出身であったと、こういうこともございまして、大変ニュースには驚きとそしてまた関心を持って見ておったところでございます。
時津風部屋というところは、先代の豊山の時津風理事長の下で、新発田市が出身でございましたので、大変相撲ファンも多いところでありますし、御両親さんは出身の親方が出ましたので、時津風部屋に入っていわゆる礼儀作法などを習って、そしてまた場合によっては育ててくれるんではないかと、こんな思いであったわけでありますが、帰ってきた息子さんは目を背けたくなるような姿で、本当に残念な思いで、そして解剖もせざるを得なかったという